# インストール - Ubuntu

Ubuntu 18.04で動作を確認しました。

# apt-getでインストール

または、aptを使用してGridDBをインストールすることも可能です。

まず、Apt Repo Fileを作成します。

sudo sh -c 'echo "deb https://www.griddb.net/apt griddb/5.1 multiverse" >>  /etc/apt/sources.list.d/griddb.list'

そして、キーをインポートします。

wget -qO - https://www.griddb.net/apt/griddb.asc | sudo apt-key add -

その後、GridDBをインストールします。

$ sudo apt update
$ sudo apt install griddb-meta

このコマンドにより、GridDB、C-client、GridDB CLI がマシンにインストールされます。

そして、GridDBサーバを起動することができます。

$ sudo systemctl start gridstore

サーバーを停止するには :

$ sudo systemctl stop gridstore

サーバーが起動したら、このようにシェルにドロップすることができます。

$ sudo su gsadm
$ gs_sh

# インストール後のユーザーとディレクトリ構成

# ⚠️ Note

  • 本パッケージをインストールすると、OSにgsadm OSユーザが作成されます。gsadmユーザーで操作してください。
    実行例
    # su - gsadm
    $ pwd
    /var/lib/gridstore
    
  • 環境変数 GS_HOME と GS_LOG を設定する必要はありません。また、操作するコマンドの場所は、環境変数PATHに設定されます。
  • usr/share/java に Java クライアントライブラリ (gridstore.jar) が、/usr/gridb-XXX/docs/sample/programs にサンプルが用意されています。

GridDB パッケージをインストールすると、以下のユーザとディレクトリ構造が作成されます。

# GridDBユーザーとグループ

OSグループgridstoreとユーザgsadmを作成します。ユーザ gsadm を GridDB のオペレータとして使用します。

User Group GridDB home directory path
gsadm gridstore /var/lib/gridstore

ユーザーgsadmには、以下の環境変数が定義されています(.bash_profileファイル内)。

Environment variables Value Meaning
GS_HOME /var/lib/gridstore ユーザー gsadm/GridDB ホームディレクトリ
GS_LOG /var/lib/gridstore/log ノードのイベントログファイルの出力先ディレクトリ

# ディレクトリの階層

以下の2つのディレクトリが作成されます。GridDB のホームディレクトリ(ノード定義ファイル、データベースファイル等)、 インストールディレクトリ(インストールファイル等)。

# GridDBのホームディレクトリ
/var/lib/gridstore/                      #GridDB home directory
                   conf/                 # Definition file directory
                        gs_cluster.json  #Cluster definition file
                        gs_node.json     #Node definition file
                        password         #User definition file
                   data/                 # Database file directory
                   log/                  # Log directory
# インストールディレクトリ
Installation directory
            bin/                        # Operation command, module directory
            conf/                       #Definition file directory
                gs_cluster.json         # Custer definition file
                gs_node.json            #Node definition file
                password                #User definition file
            3rd_party/                  
            docs/
                manual/
                sample/

# debでインストール

GridDBのGithubページから、適切なパッケージファイルをダウンロードしてください。

その後、ターゲットOSのパッケージをインストールしてください。

(Ubuntu)
$ sudo dpkg -i griddb_-X.X.X-linux.amd64.deb
X.X.X はバージョン

# ビルド/実行方法

プログラムの構築と実行の例を示します。

[Java]

  1. 環境変数の設定
  2. サンプルプログラムを gsSample ディレクトリにコピーする。
  3. ビルド
  4. 実行
$ export CLASSPATH=${CLASSPATH}:/usr/share/java/gridstore.jar:.
$ mkdir gsSample
$ cp /usr/gridstore-X.X.X/docs/sample/program/Sample1.java gsSample/.
$ javac gsSample/Sample1.java
$ java gsSample/Sample1 239.0.0.1 31999 setup_cluster_name admin your_password

# GridDBのアンインストール

GridDBが不要になった場合は、パッケージをアンインストールしてください。root 権限で以下の手順を実行する。

[例]

(CentOS)
$ sudo apt remove griddb

# ⚠️ Note

  • 定義ファイルやデータファイルなど、GridDB のホームディレクトリ以下のファイルはアンインス トールされません。不要な場合は、手動で削除してください。